事件簿 (2024)

7月

2024-07-27

液晶ディスプレイのビネガーシンドロームというのを恥ずかしながら初めて知った。 結構多くの液晶ディスプレイがいつの間にかこの状態になっていて、不注意で割ってしまったのかな?と思って反省を重ねていたのだが、実は自然現象だったらしい。 薄々そうじゃないかと思っていた。

2024-07-25

腕時計 Seiko SDGA009 のバンドのピンが腐食して何本か折れて、駒が必要な個数つけられなくなってしまったのと、バックルのピンが飛び出してきて危険な状態になったので、修理に出すことにした。 2014 年9 月に買ってから、10 年の間にバッテリ不調、ディスプレイ不調、そして今回のバンド不調で3回メーカー修理している。 電子ペーパーを使った腕時計は替えが無いので直しつづけることになる。

2024-07-13

Sony WM-FS1 は黄緑色の半透明なラジオ機能付きのコンパクトカセット再生専用のウォークマンで、2000 年前後に買ってずっと使っていたものだが、去年ごろからテープが回らなくなってしまっていた。 音からしてベルトが緩んでるんだろうなと思っていたところ、ついに開けてみて、なんとベルトが完全に溶けて形を失ってしまっていたのを発見した。

わずかに残っている欠片から見て、1 mm×1 mm の角型で、親切なことに基板のシルクにベルトの通しかたが書いてあったので、経路の長さを測って内径だいたい61 mm くらいなのかな?ということがわかりベルトを注文した。 到着待ち。

2024-07-06

ハードオフで未開封品ジャンク扱いのWebカメラ Logicool Qcam Connect を¥330で購入した。 箱にはLogicool® Qcam®Connect QVP-61RD QC Connect RD 961559-0116と書いてあり、JAN 4943765031710となっている。 USB ケーブルに巻きついているラベルにはLogitech M/N: V-861346-0000 PID: LN630887 と書いてある。

Qcam またはQuickcam はWebカメラの老舗のブランドで、古いモデルはConnectix Quickcam としてMacintosh のシリアルポートに接続するモデルがあり、これは当時はしばしば見ることがあった。 これはずっと後のモデルであり、USB接続でカラー30万画素 30 fpsという諸元のものだが、デザインがどことなくオリジナルのモデルに似ているので気に入って買ってしまった。

中途半端な古さなのでUSB Video Class (UVC) 非対応だったが、Video4Linux では工夫しなくても上下左右正しいビデオがキャプチャできて、automatic exposure (AE)も特に有功にするような操作はしていないのだが動いてそうだ。 画質は西暦2000年のトイカメラといった味だった。

Raspberry Pi につなぐなどして何かおもしろい活用法はあるのかも?

video capture
    VIDIOC_ENUM_FMT(0,VIDEO_CAPTURE)
	index                   : 0
	type                    : VIDEO_CAPTURE
	flags                   : 1
	description             : "JFIF JPEG"
	pixelformat             : 0x4745504a [JPEG]
    VIDIOC_G_FMT(VIDEO_CAPTURE)
	type                    : VIDEO_CAPTURE
	fmt.pix.width           : 640
	fmt.pix.height          : 480
	fmt.pix.pixelformat     : 0x4745504a [JPEG]
	fmt.pix.field           : NONE
	fmt.pix.bytesperline    : 640
	fmt.pix.sizeimage       : 115790
	fmt.pix.colorspace      : JPEG
	fmt.pix.priv            : 4276996862

6月

2024-06-26

Gigabyte B450M S2H (rev. 1.x)のBIOSを2024-03-16にF65 に更新したところ不具合があってF64 に戻していたわけだが、その後F65 は取り下げられてリストからなくなっていた。 しばらくしてF66 がリリースされていたのだが、念のためしばらく待っていたが、ついに勇気を出してF66を当ててみた。 結果無事動作した。 F65 で入ってしまった不具合修正がうまくいっているようだ。

2024-06-08

有線トラックボール Sanwa 400-MATB137 (「GRAVI」)を買ってみた。 人差し指操作で、Microsoft Trackball Explorerと似たデザインということで界隈で有名になっていた。 私はTrackball Explorer は使ったことがないので比較はできないが、手の右端が浮いてしまう感じがまだちょっと慣れない。 下に斜めな台を置くなどして、もう少し傾斜をつけたら自分には使いやすくなるかも。 ボタンは非常に静かなので便利。

2024-06-06

2024-06-05で破損したように思えたATmega328P であったが、Raspberry PiのGPIO とArduino Unoのボードをつないで、ISPでファームウェアとブートローダを書き直したら、なぜか動くようになった。 またやらなければならなくなった時のメモとして、コマンドはこんな感じでやった:

sudo ./build_linux/src/avrdude -p atmega328p -C ~/avrdude_gpio.conf -c raspberry_pi_gpio -U flash:w:../kagizaraya_chidori_default.hex:i
sudo ./build_linux/src/avrdude -p atmega328p -C ~/avrdude_gpio.conf -c raspberry_pi_gpio -D -U flash:w:../main.hex:i

libgpiod を有功にしてavrdudeをビルドするのと、2つめ以降のファイルを書くときは-Dをつけるのがコツのようだ。

2024-06-05

Kagizaraya Chidoriが突然USBデバイスとして認識しなくなり、試しにマイコンをArduino Uno に刺さっていたATmega328Pに替えたら動いた。 静電気で破損しまったのだろうか。

ブートローダを書いていないのでキーボードに入れたままではファームウェアを書き換えられない状態。 手順 [github.com]はあるようなので、物を揃えてそのうち書き換えたい。

5月

2024-05-18

新しい分割キーボードが必要な感じがしたので、Kagizaraya Chidori キットとキーキャップとして2セットのDeadline Studio, Doys A Kit (transparent orange) を購入したのが届いた。

Doysは独特の形状をしたキーキャップで、通販のストアフロントに掲出されているCGのレンダーと比較して、実物の方が小さく精密な印象を受けた。組み立て後にどう見えるのか楽しみ。

キースイッチは2023-01-13に W さんから不用品として譲っていただいたCherry MX 茶軸を使う予定。

4月

2024-04-08

BTRON1仕様コンピュータをいただきました。ありがとうございます。

2つの本体は関連が深く、松下が製造したものを富士通にOEMしていて、拡張ボードを除いて両者はほぼ同一の機種と言ってよいようだ。 詳細は別途ページに書く予定。

3月

2024-03-30

スマートフォンUnihertz Jelly Starを中古で買った。 3.0型の液晶画面で、ここ最近の携帯電話としてはかなり小さいが、かわりに少々分厚い。 CPU コアはCortex-A76を搭載していて、そこそこ速い。 画面サイズ的にキーボード入力に不安があったが、実際やって見たところQWERTY 配列でも問題なく入力できたし、最近では音声入力の精度も高いのでそれでも良さそう。

パスキーが一般的になってから初めて機種変更をした。 新しい携帯でGoogle アカウントでログイン後、新しい携帯のUIの上で古い携帯電話の画面ロックコードを入れることでパスキーが使えるようになった。

2024-03-16

Gigabyte B450M S2H (rev. 1.x)のBIOS F65 (Checksum : D27B)に更新したところ、モニタLG 24UD58-BでGNU GRUB の画面モード切り替え前の表示とかUEFI Setup に入るためのパスワード入力画面が映らなくなってしまった (詳細な構成はこちら)。 DisplayPort でもHDMI でも同じ動作だった。 EIZO FlexScan EV2335W には問題なく映るので、やはりEIZOを選んでおけば、という話ではあるのだが、とりあえずF64に切り戻したらすべてが元通りで期待通り動くようになった。

更新差分にあるAddresses potential UEFI vulnerabilities. (LogoFAIL)というのが怪しくて、起動ロゴ表示の画像デコーダの修正で何か壊してしまったのだろうか。 当面このバージョンは手元では避ける。

2024-03-03

独立系リサイクルショップでSanDisk Extreme microSD 64 GBの未開封品を¥750 で購入。 容量だけで値付けしているようで、SanDisk Extreme のようなそこそこ速いカードは今広く出回っている値段だと新品で¥1,500 くらいが妥当かなという感覚。 代理店品番はX000RFK2CT, SanDisk品番はSDSQXA2-064G-GN6MA/80-56-17632-064G. /sys/block/mmcblk0/device/dateで見える製造年月は07/2019となっていた。 パッケージの速度表記は読み込み160 MB/s 書き込み60 MB/sとのこと。

Raspberry Pi 3 Model Bのrootfs を置くmicroSD が2016 年ごろにRMA戻りで帰ってきたSanDisk Ultra SDSQUNC-064G-ZN6MAで、これはパッケージの表示としては80 MB/s と書いてあるものの、実際にdd(1)とかdump(8)とかで読むと10 MB/s きっかり出る。 もしかしてMB/s はMBytes/s ではなくてMbits/s の略なのだろうか。 だとすると実測とぴったり一致する。 さすがにこれだと遅くて辛いことが多かったので、今回入手したSDSQXA2-064G-GN6MAに差し替えたところ、少なくともapt(8)がタイムアウトするようなことは無くなってマシにはなった。

2月

2024-02-27

ヘッドホンATH-PRO5の交換用にYaxi stPad2 という社外品の高級イヤーパッドを買ってみた。 互換ヘッドホン一覧には載っていなかったもののちゃんと取り付けできたし、純正品だと耳が押し付けられて痛かったのが大幅に改善されて、安くはないが買ってよかった。 10年くらい前に0 円で回収したATH-PRO5が生きる。

1月

2024-01-30

ZuluSCSIが届いた。 特に発送連絡がなかったので心配だったが、無事届いて何より。

2024-01-18

ZuluSCSI Compact RP2040 Homebrew Kitを発注。 SDカードのイメージファイルでSCSIターゲットを利用可能にするらしく、特にCD-ROMとFloppyに対応しているところが面白そうだったので購入。 本体$46, 送料$39 という明細になった。

2024-01-01

ジャンク扱いのPCI-Express Gigabit Ethernetカードを¥110で購入。 シルクやステッカーからは判別つかなかったのだが、MACアドレスのベンダをヒントに調べたところ、Planex GPE-1000Tとして売られていた基板の模様。 J&W MINIX780G-SP128MB では当初認識しなかったが、BIOSでAdvanced→NorthBridge Configuration→RS780 Configuration→PCIE1 Gen2 High Speed ModeをAutoからDisabledに゙変更すると認識し、iperfを1時間回して問題なく動作した。

02:00.0 Ethernet controller [0200]: Marvell Technology Group Ltd. 88E8053 PCI-E Gigabit Ethernet Controller [11ab:4362] (rev 20)
        Subsystem: Marvell Technology Group Ltd. 88E8053 PCI-E Gigabit Ethernet Controller [11ab:4362]
        Control: I/O+ Mem+ BusMaster+ SpecCycle- MemWINV- VGASnoop- ParErr- Stepping- SERR+ FastB2B- DisINTx+
        Status: Cap+ 66MHz- UDF- FastB2B- ParErr- DEVSEL=fast >TAbort- <TAbort- <MAbort- >SERR- <PERR- INTx-
        Latency: 0, Cache Line Size: 64 bytes
        Interrupt: pin A routed to IRQ 26
        NUMA node: 0
        Region 0: Memory at feafc000 (64-bit, non-prefetchable) [size=16K]
        Region 2: I/O ports at d800 [size=256]
        Expansion ROM at feac0000 [disabled] [size=128K]

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