Oracle (旧称:Sun)

最近はファームウェア(OBP)のアップデートも有料にしたOracle。 富士通の互換機はこちら

Cobalt Qube2

QED RM5231-250QというMIPS系のCPUが載っている。

メモリは物理的には銀色端子の72-pin SIMMで、最初から入っていたモジュールはパリティなしの32 MBytes、3.3V動作の50 nsチップ搭載なもののステッカーには60と書いてあった。 3.3VのSIMMはあまり見ないので増設に非常に困るかと思いきや、 適当な VG2617400DJ-6 が16個乗った銀色端子の5V FPM SIMMを刺したところ不思議と動作して、今は合計64 MBytes のメモリになっている。

ベースボードにはVT82C586AとDEC (Intel)の21143が2個載っている。 電源はPower DINというPOS端末でしばしば使われる形状の端子で、12V 3.3A, 左上が+, 右下が-。
Cobalt Qube2 Cobalt Qube2 QED RM5231-250Q on Cobalt Qube2 Cobalt Qube2 base PCB NetBSD/cobalt 10.0_RC4の起動の様子

Cobalt Qube3

K6-2+ 450 MHzが載っている。 168 pinのPC-100 unbuffered non-parity SDRAMを挿せる。 現状では2×256MiBで合計512MiB載せている。 動作しそうなカーネルが2.4系しか見つかっていないので、Debian GNU/Linux 3.0 (Woody) で使っている。とっくにサポートは切れている分、安定性は抜群(?)。 使ってると懐かしくなってくる。
Cobalt Qube3 back of Cobalt Qube3 Cobalt Qube3 Base board Cobalt Qube3 CPU board Cobalt Qube3 interior

Sun386i/250

2013-02-16にいただいた。 CPUは80386DX+80387DX, キャッシュコントローラが別カードの80385, DMACが82380 Ethernetが82586, ここまではIntelで揃っている。 SCSIはWD33C93, FDCはWD37C65, NVRAMにMK48T02B, UARTにZ8530を使っている。 Paradise SystemsのパラレルポートコントローラがWDの石と同じ基板に使われていて、時代を感じる。 AT (ISA)バスが3本、PC (8-bit ISA)バスが1本マザーボードに実装されている。 SCSIディスクはもともと5インチの巨大なST4376N (SCSI id=2)が入っていたが、これが故障していたため、IBM DSAS-3720を入れておいた。 5インチのHDDを下側のネジ穴で固定するタイプなので、Ainex HDM-08Aというマウンタを使用してうまいこと固定することができた。

メモリはドーターカードに30p SIMMで増設できる。 このドーターカードの上にキャッシュとキャッシュコントローラが載っていて、レイテンシ的に疑問が残る設計だ。 ビデオカード的なものの上にはフレームバッファかな?というメモリともう一つのUARTチップ(Z8530H-6PC)が載っていて、キーボードもこのカードに接続されるようだ (ピンアウト調査結果)。 どうやらこのビデオカードが不良で、このカードがささっていると起動時にフロッピーディスクのアクセスランプが点灯したまで、フロッピーの読み込み時にNMIが発生したりする。 このビデオカード的なものを抜くと、シリアルコンソール (9600ボー, 8n1, フロー制御なし)が出てくることを確認した。 ビデオカードなしの状態だと、起動デバイスを探しに行ってしまい、Breakを送ってもPROMモニタに落ちることができなかったが、ビデオカードを入れた状態で9: Mouse/Keyboard failed.と言われているときにBreakを送ればPROMに行けた。 PROMからフロッピーディスクの起動は b fd (,,)というコマンドで、xを使ってSCSIディスクのアクセスもテストできて、disklabelがないと言われたので、交換したHDDは認識はしていそう。

当初DiagnosticsディスクでCPUボード交換を勧められていたが、 NVRAMの電池を変えて時計が進むようにしたらこのチェックはパスするようになった。

以前、Symbolicsのプロセッサボードと物々交換することでSun386i用のSunOSを入手していて、これはフロッピー20枚にもなる。 SunOSのインストーラが起動するところまではうまく行っていて、ディスクの初期化周りで試行錯誤中。
sun386i front sun386i back sun386i motherboard sun386i daughtercards

マザーボード側のケースの蓋を外すとサインが描いてある、という情報を戴いたので確認したところ、思っていた以上にびっしり描いてあった。 耳なし芳一とかはこんな感じだったんだろうか。
Signatures found on the side panel of Sun386i

SPARCstation IPX

ランチボックス型のSPARCstation。 別名Sun-4/50。 関連したマシンに富士通のS-4/IXという互換機があり、ケースに貼られているロゴが違うだけで、基板やファームウェアレベルでは区別がつかない全く同一の機種。 こちらは富士通OEMではなくてSunのラベルがはられているのに、CPUは富士通のMB86903-40だ。 富士通OEMの方がWEITEKのCPUを使っていて、そうでないものが富士通のCPUを使っているのはすこし変だ。

富士通OEMの方は電源が故障したが、こちらは故障の原因となったコンデンサのメーカーが異なり、故障していない。 電源のメーカーはソニーで共通なので、ロットにより部品の調達元を変えているということなのだろう。 また、NVRAMが死んでいたためCR2032で何とかなるように改造した。
Sun SPARCstation IPX back of Sun SPARCstation IPX motherboard of Sun SPARCstation IPX Sun SPARCstation IPX boot screen
NetBSD でのdmesg

背面のコネクタはかなり無理して詰め込んでいて、シリアルポートはMacintoshと同じ形状のmini-DIN 8Pだし、オーディオ入出力は専用のブレークアウトケーブルが必要。
Audio breakout cable for the Sun SPARCstation IPX

2013-12-08に戴いた大量の部品の中に、S-BusのボードにDRAMが載った不審なボードを発見した。 IPX情報 [obsolyte.com]を事前に読み込んでいた私は、ボード上に8ピンのコネクタがあることを見てこれはSS-2/IPXで使える専用メモリボードに違いないとすぐにピンと来た。 ボード番号は501-1823で、ボード上のピンヘッダとIPXのマザーボードのJ0705 (SAX)コネクタを接続することでメモリとして使えるらしい。 チップは40×HM514100AS8と26×HM514100AS7なので、多分合計32 MBytesということになるはずだ。 マザーボードと接続するケーブルがないため、このボードは今は使っていない。
Sun 501-1823 SBus 32 MB memory card for SS2/IPX Sun 501-1823 SBus 32 MB memory card for SS2/IPX (pin side)

SPARCclassic

SPARCstation IPXと似た、小型でかわいいワークステーション。 裏側にSERVICE CODE: 4/15と書いてあるので、Sun4/15と呼んでも良さそう。 同じような大きさのSPARCstation IPXと比較して、シリアルポートに標準的なコネクタを使っていたり、Tオーディオジャックがブレイクアウトケーブルを使わず直接実装されている影響で、背面のコネクタの場所が不足しているため、4本の足のうち後ろ2本はニセモノで、後ろから見ると足の部分にまでコネクタが実装されている。 イーサネットもTwisted-pair が標準で使えるようになっており便利。
Sun SPARCclassic back of Sun SPARCclassic fake foot on Sun SPARCclassic Sun SPARCclassic boot screen

マザーボード(501-2262)とコネクタボード(501-2269)が分離していて、マザーボードの端をコネクタボードのソケットに差し込む形になっている。 CRT一体型が簡単に作れる、AppleのPerformaシリーズに似た方式だ。
Motherboard of Sun SPARCclassic (501-2262) 501-2269 I/O board

CPUはTCPパッケージのTMX390S10TBBLだ。 通称microSPARCらしい。
TMX390S10TBBL

関連した計算機として、JCC製のJCClassicがある。

SPARCstation 20

メモリを64 MB×8枚で512 MB載せて、Solaris 9がインストールしてある。 CPUは2× ROSS HyperSPARC @ 100 MHz。
Sun SPARCstation 20 back of SPARCstation 20

元々載っていたCPUはSuperSPARC-IIの75 MHz (1MB E$) だが、このプロセッサ・モジュールがある日 Async Fault from module 0というのを/var/adm/messagesに出して勝手にリセットするようになってしまった (エラーログ)。最初は特定のCFP2000のベンチマークを動かしているときだけリセットしていたので、 CPUのバグを疑ったりもしたが、その後GCCをコンパイル中に再現不能なタイミングで複数回リセットが起きたため、故障と判断した。 よく見たらCPUモジュールの上の電源回路にある電解コンデンサ(日ケミ LXF)の足が不自然に錆びている。 LXFは曰く付きのシリーズであるため、これが原因で間違いなさそう。 お分かりいただけるだろうか (写真)。
SuperSPARC IIモジュールの電解コンデンサ不良

ディスクはSCA80のものが使えるので、大容量のものが安価に手に入る。ただし、32-bitのSPARCマシンは起動パーティションが2 GB以下にないと起動しないので注意が必要。

SPARCstation 4

110 MHz, 32 MiB Memory. SPARCstation-5の廉価版的な位置付けのようだ。 S-Busが1本しか使えない点、内蔵HDDがnarrow SCSIなのと、サウンド入出力が省略されているところが一番目立つ変更点か。 起動時に出るロゴがSS5やIPXと違う。
Sun SPARCstation 5, 4 and 5 Sun SPARCstation 5, 4 and 5 Sun SparcStation 4 boot logo

SPARCstation 5

1台目

Solaris 8マシン。MicroSPARC II 85 MHz, 96 MiB Memory

2台目

ホスト名conglo microSPARC II 110 MHz, 32 MiB Memory

NEXTSTEP 3.3risc が入っている。
Sun SPARCstation 5, 4 and 5 Sun SPARCstation 5, 4 and 5

3台目

この機械にはEnterprise 3000の余剰メモリを削ったものを設置し、メモリが256 MiB搭載されている。 MicroSPARC II 85 MHz搭載。 削り方はこちらに書いた。
Sun SPARCstation 5, 4 and 5 Sun SPARCstation 5, 4 and 5

Ultra1E

Creator3Dが載っていたが、Ultra2と交換したため現在はCreatorグラフィックス(Single-buffered, Z-bufferなし)になっている。 CPUはUltraSPARC 167MHzで、SvCd: A12-170。 Ultra1とUltra1Eは全く異なるマシンで、当てられるPROMアップデートの種類も違う(間違えた物を当てようとしても当てられない)ので注意が必要。 ファームウェアなどの機種名はUltra1 UPA/Sbusとなる。 Ultra1Eでは外に出ているSCSIのコネクタが68-pinのWide SCSIなのに対し、Ultra1では50-pin narrow SCSIだ。 LANの仕様も異なり、Ultra1Eはhmeという100MbpsのEthernetがオンボードだが、Ultra1ではleというSPARCstationと同じ10MbpsのEthernetがオンボードになっている。 また、グラフィックスロットもUltra1EではUPAが利用可能だが、Ultra1はSbusしか使えない。

この機械にはExabyteの8mmテープドライブ EXB-8505-A00 が内蔵されている。
prtdiag & ffbconfig
Sun Ultra1E logo on the Sun Ultra1E Sun Ultra 1E back PCB on Sun Ultra1 Creator3D

Ultra1

1台はいただいた。 ほかは捨てられていた(ので全部拾ってきた)。 すべてUltraSPARC 167 MHzで、SvCd: A11-170。

Ultra1はUltra1Eのところで書いたようにUltra1Eと別物で、ファームウェアの表記はUltra1 SBusとなる。 フレームバッファはUPAが存在しないので、SBusのTGX+が搭載されている。 ロゴの色も異なり、Ultra1Eのロゴは赤だが、Ultra1のロゴはご覧のようにTealだ。
Sun Ultra1 Sun Ultra1

CPUの上に小型のCPUファンが搭載されたタイプと、電源ユニットのファンで冷却できるパッシブクーラー搭載のものの2種類の存在を確認した。 持っているうち、6台は小型ファン付きで、最後に拾った1台がパッシブクーラーであった。 この小型ファンが壊れやすく、持っているものでは1つをのぞきすべてが回らない状態であった。 パッシブクーラー搭載の方が基板の色があざやか (写真参照)。 買うなら・拾うならパッシブクーラー付きのものを強く推奨。
CPUファン搭載のUltra1基板 パッシブクーラー搭載Ultra1基板

というわけで、常用する機械はパッシブクーラー搭載のものにした (構成情報)。 オンボードのイーサネットがleの10Mbpsなので、qfeをSBusに刺してhmeが使えるようになっている。 このマシンは本当にたくさんあるので、クーラーやNVRAMを修理できる欲しい人にプレゼントキャンペーン実施中。

Ultra2

2× UltraSPARC II 400 MHzで、メモリは2,048 MB。 Ultra1と異なり、CPUはUltra60などと同じモジュールで交換可能になっている。 それぞれ2MBのL2が搭載されている. Creator3D (Double-buffered)にアップグレードしたので、フロントパネルのCreatorロゴは実際の内容と異なる. 写真中でメモリチップが多い右がCreator3D, 左がCreatorということになる。
Sun Ultra2 back of Sun Ultra2 Boot screen of Sun Ultra2 internal components in the Sun Ultra2 Creator and Creator3D

02-Jun-2014. Fatal ResetSC Control (以下省略)というエラーがシリアルコンソールに出てきて起動しなくなったので、もうダメかと思ったが、UPAにささっていたCreatorカードが抜けかかっているだけだった。 SBusの固定ネジを使い再発防止した。 せっかくなので、元々の2× UltraSPARC 200MHz/L2=1MB, Creatorという構成 (prtdiag)をアップグレードし、現在の構成にした。

Solaris 9で使っている。初代UltraSPARCは64-bitモードで特定のシーケンスを動かすとユーザーモードでも 妙なストールを起こせるという回避しがたいバグがあるようで、Solaris 9では自動的に32-bitカーネルが動いていた。 メモリが2 GBしかないのと、SPARCの場合32-bitモードでもSPARCV8PLUSという、レジスタは64-bit で扱うことができるABIがあるため、実害はなかった。

Ultra5

廉価版のワークステーション。 従来のSCSI HDDや独自仕様の電源ユニットではなく、それぞれIDE HDDとATX電源を利用している。 OpenSolaris で公開されたSolaris カーネルのソースによると、この機種のコードネームはDarwin。 Ultra10と同じマザーボードだが、横置きのケースを利用する関係でUPA グラフィックボードを使うことはできない。 メモリーについても、ケース内メモリスロット上の空きスペースが少ないため、公式のパーツを使うと128 MB×4で512 MBが最大容量だ。 Ultra10では1 GBytesまでメモリを増設できるが、このDIMMは背が高く、Ultra5ではFDDに干渉してしまうため設置できない。
Sun Ultra5 back of Sun Ultra5

CPUのUltraSPARC-IIi は、SPARCv9 のCPUコアに加えメモリコントローラとPCIバスのコントローラを統合したSoC。 当時としては先進的なシステム設計だったと言える。 ただし、L2キャッシュのSRAMはデータ・タグ共にチップ外に実装される。 Ultra5では、270 MHz, 360 MHz版が256 KBytesのキャッシュなのに対し、333 MHz, 400 MHz版は2 MBytesのキャッシュで、動作周波数の差以上に体感上の速度の差があるので、選べるなら333 MHz版または400 MHzを選びたい。

現在の構成はUltraSPARC-IIi 333 MHz, 384 MB Memory. 動作音が静かなので自宅用BIND, DHCP, NFSその他雑用サーバーとして使っていた。 今は常時利用はしておらず、LinuxとSPARCの組み合わせの実験用にDebian/sparc64 Unstableが入っている。

NVRAM M48T59の電池が切れた際は、電源ONのときだけデータを保持してくれて、コンセントを繋いでいても電源OFFだとすべてを忘れてしまう。 ATX電源で5VSBが出ているからといって、M48T59には5VSBは供給されないということだ。 したがって、NVRAMを長持ちさせたいからといって常にコンセントに繋いでおいても効果は期待できない。

Ultra10

Ultra10は、Ultra5と同じマザーボードを利用しているワークステーションで、タワー型。 UltraSPARC-IIiシリーズのCPUを使う。 Ultra5と異なり、ケースに余裕があるため、UPAと呼ばれるグラフィックカード用インターフェースが利用できる。 Ultra5のマザーボードにもUPAのコネクタは実装されているのだが、ケースに溝がないため、カードを実装することができない。 今のところ、UPAにはCreator3DとElite3Dという2種類のグラフィックカードがある。 この機械にはCreator3Dが載っている。

Ultra10のケースは、安物PCと同じように、コの字型の蓋を取り外すことで内部アクセスができるようになる。 コの字型の蓋は逆さまについていて、Ultra10をひっくり返さないとケースを開けることができないという鬱陶しい構造になっている。 こういった構造のためか、Ultra10は大変軽く、持ち運びやすい利点があるものの、少々安物感がある。

メモリスロットは4本で、Ultra5と同じく168-pin 3.3V ECC-Registered EDO DIMMを使う必要がある。 現在OpenBSDで運用中。
Sun Ultra10 Sun Ultra10 OpenBSDのdmesg

Ultra30 (#1)

UltraSPARC-II 296 MHz, 128 MiB Memory. JCCへのOEMなので、フロントパネルの型名パネルがない。

Ultra30 (#2)

UltraSPARC-II 296 MHz, 128 MiB Memory. これもJCCへのOEM品で、型名表示がない。

使い道に困る。神戸のマシンに合わせて、Linux+SPARCでクラスタでも作ろうか。

Ultra30 (#3)

Sun純正品。 UltraSPARC-II @250MHz, 1024 MB RAM. Ultra30は、Ultra60と異なり、シングルプロセッサ専用のマザーボードが使われている。 使えるメモリの種類・数はUltra60やUltra2と同一の独自形状のもので、SPARCstation 10, 20とも形状が同じだ。 Ultra30では、前面下半分に開いた穴から直接吸気する。 Ultra60は同じ部分に似たデザインのプラスチックがあるものの、実際の吸気はパネル横に開いた開口部から行うようになっている。 Ultra60のこの吸気構造はBlade2000やJava Workstation W2100zまで引き継がれている。 Ultra30のように直接穴が開いている構造のものもUltra20などで復活しているところを見ると、明確な優劣はないのかも。

ほかに、Ultra60は横パネルが白なのに対し、Ultra30は紫色だったりする。
Sun Ultra30 back of Ultra30 side logo on the Ultra30 internal structure in the Ultra30

Ultra60

1台目 (2360)

UltraSPARC-II 360 MHz×2, ? MiB Memory

メモリまわりの調子が悪い, メモリを(#3)に集約

Ultra60 (#2)

UltraSPARC-II 360 MHz。メモリ, 生きているNVRAMを(#3)に集約

Ultra60 (#3)

UltraSPARC-II 450 MHz, 2,048 MiB Memory. 「使える」状態にしてあるUltra60. Solaris 10が導入されている。 Blade 100やBlade 150よりも早いような気がする。
prtdiag
Sun Ultra60 Sun Ultra60 logo

Enterprise 220R

Ultra60のラックマウント版。 かなり重いので、ラックの肩の上の場所から下ろすのが大変だった。 マザーボードはUltra60と共通のP/N:501-5606を使っている。 電源は冗長構成。 ディスクはSCA80のものが2つ、前面扉の内側にある。
Sun Enterprise 220R back of E220R Disk drives and PSUs are inside the front panel motherboard of E220R

Ultra Enterprise 3000

複数のボードにまたがるプロセッサをGigaplaneというバスで結合したマルチプロセッサシステム。 前の扉を開けるとSCA80のSCSIディスクが入る場所が10本と、電源を操作する鍵をさすところがある。 背面はスロットになっており、下段が左から、電源、電源、CPUボード、CPUボード、CPUボード、SBus、I/Oの各ボードが刺さる。 上段はファントレーだ。
Sun Ultra Enterprise 3000 Sun Ultra Enterprise 3000 Sun Ultra Enterprise 3000

NVRAMの電池が枯れていた。端っこに刺さる薄いカードと、SBus親カードの両方にNVRAMが載っているのだが、 薄い方のカードは上方のクリアランスが無いため電池交換は困難と判断した。 I/Oカードのみ電池を交換してみたところ、自動的に正常動作するNVRAMが選択された旨のメッセージがfirmwareから出力され、一応正常に動作するようになった。

CPUボードの上にはそれぞれ2つのUltraSPARC II CPUが載る。 拾った時点では2× US-II 250 MHzだった。 一応、このUltraSPARC IIモジュールはCPUボードから取り外すことができるが、圧着するタイプの端子なので不用意に取り外さない方が良い。 偶然持っていたCPUボード (2× 336 MHz US-II)と元の250 MHzのボードを1つのシステムで混ぜて使ったところ、すべてのCPUが250 MHzで動いてしまった。 336 MHzのカードは3枚持っていたので、すべてのCPUカードを交換し、6× 336 MHzという構成になっている。 メモリスロットはCPUボードあたり16本刺さる。 現在、1024 MB実装したバンクが5つと256 MB実装したバンクが1つで、合計5 GBちょっと.
Sun Enterprise 3000 CPU Board 501-4312 prtdiagなど

Blade 100

1台め

500MHzのUltraSPARC-IIe搭載。 本来Unbuffered PC133 ECC付き168-pin SDRAMを使用するが、JP6をクローズするとRegistered ECCが使える。 Registered ECCはUnbuffered ECCより大容量なモジュールの入手性がよい。 ただ、Reg-ECCだとSolarisの電源管理をOFFにしないとハングアップすることがあった。 512 MB×4で2,048 MBになっている。Solaris 10が使える。

ハードディスクはIDE接続で、本体内に2台内蔵できる。 多分LBA48非対応なので、120 GB以下のディスクで使っている。

Blade 150に比べLLCが半分になっている。 diag-switch?trueにしてコールドブートするとこんな感じになる:

        UltraSPARC-IIe (Hummingbird)
        Ecache Size = 0x00040000 bytes = 256 KBytes

Sun Blade 100 and 150 front Sun Blade 100 and 150 back

2台め

拾った段階でマザーボードの電解コンデンサ(6.3V 1500μF)が破裂していた。 三洋の6.3V/1500μFの緑色の部品で、同じ部品がASUSのマザーボードでも問題を起こしているのを見たことがあるので、この時期になにかやらかした可能性が高い。 いらないDellのパソコンから6.3V/1800μFのものを移植することで動作品になった。

Expert3D-Liteと512MB×4のメモリが載っていた。 Expert3D-LiteはBlade 2000へ、512MB×4のメモリはBlade 150で使うことに。 メモリは修理後に別の512MB×4を刺した。
Sun Blade 100

Blade 150

1台目 (550 MHz UltraSPARC IIe)

Blade 100はJP6を閉じるとRegisteredのメモリモジュールが使えるのに対し、 Blade 150では今のところそのようなジャンパは見つかっていない。 Unbuffered ECC SDRAMは探すのが非常に大変。現在512 MB×4で2,048 MB刺している。

Blade 100との一番の違いはマザーボードの色で、Blade 100は茶色なのに対しBlade 150は緑色。 私は基板は緑色の方が好きだが、わりとどうでも良いという面もある。 また、L2キャッシュ(多分on-die)が512 KBに増量されている。 肥大化したSolarisでは、このラストレベルキャッシュの量の変化が体感速度にかなり効いてきていて、 Blade 150のほうが相当早く感じるし、SPEC CPU200[06]の結果もそれを裏付けている。 diag-switch?trueにしてコールドブートするとこんな感じになる:

        UltraSPARC-IIe+ (Phantom) Version 1.3
        Ecache Size = 0x00080000 bytes = 512 KBytes

Blade 100にはなかったCPUクーラーのファンが付いているのも変更点のひとつだ。

内蔵のRage XL (PGX64)があまりに遅く辛いので、Radeon VE? (XVR-100)を刺した。 SUNWpfb*をインストールして、すんなり動いた。 XVR-100のレギュレータ周りが変色していてちょっと怖いが、速度は申し分ない。
Sun Blade 100 and 150 front Sun Blade 100 and 150 back Sun Blade 150 motherboard Sun XVR-100 Sun XVR-100 Sun XVR-100 OBP logo prtdiag, fbconfig

2台目 (650 MHz UltraSPARC IIe)

1台目とほぼ同じ構成だが、CPUの動作周波数が100MHz高く、光学ドライブはDVD-ROMが読めない。 メモリは2,048 MB。

オンボードのフレームバッファ(PGX64; Rage XL)が壊れており、縦縞が入る。 なぜか手元にあったPCI版のPGX64を刺し、あまり困らない状態にした。
prtdiag

Netra T1

型番にT1とあるがNiagaraではなく、UltraSPARC-IIi(IIe)搭載だ。 Blade 100のラックマウント版とも言えるような1Uサーバー。 ただし、さすがにサーバーなのでSCSI HBAは内蔵で、2台のSCA80のディスクを搭載できる。 また、LOMも標準搭載になっている。

Sun Fire V120のリネーム版だと思うが、V120は以前人に差し上げてしまい比較はできない。

サーバーとしては奥行きがかなり短いので、場合によっては今でも役に立つかも。
Sun Netra T1 inside Sun Netra T1

Blade 1000

1×UltraSPARC-III 750 MHz, Elite3D-m6搭載のワークステーション。 Oct-25-2000に出荷開始予定だったとのこと [1]Blade2000とかなり近い関係にある。 起動時は前面のSunロゴが白く光る。
Sun Blade 1000 Workstation back of the Blade 1000 internal components of the Blade 1000 Sun logo emits white light

UltraSPARC III 750 MHzのモジュールは予備を持っているので、近々デュアルCPU構成にする予定。

Elite3D m6は豪華なボードで、Xmark93ではExpert3Dよりも早いらしい [1]。 テクスチャを張るとあっという間に負けてしまうという弱点はあるが、Sunのグラフィックボードとしてはチップ数も多く、かっこいいボードであることは間違いない。 OBPに出てくるロゴは太陽のおじさんで、あまりかわいいとは言えないデザインだ。
Sun Elite3D-m6 framebuffer board (1) Sun Elite3D-m6 framebuffer board (2) Elite3D logo on the OBP

  1. Sun Microsystems: Sun Blade™ 1000 Workstation Just the Facts. October 2000.

Blade 2000

けっこう重い (31.1 kg [1]) 2002年3月出荷 [2] のワークステーション。 拾ってきたときにはUltraSPARC IIIcu 900 MHzが1基載っていて、フレームバッファはPGX64だった。 その後部品が徐々に集まっていき、巨大なFire V880?から抜いたメモリ(Fire 3800と共通規格)や ケースが破損した他のBlade 2000から抜いたCPU, Blade 1000から抜いたFFB2+ (Creator3D Series 3), 更に2013-03-29にBlade 100から抜いたExpert3D Lite、QFE/P (Quad Fast Ethernetのボード)を追加した。 現在の構成は2 × UltraSPARC IIIcu 900 MHz, 8 GB Memory, Expert3D Lite (構成情報)。

Blade 2000は、Blade 1000とほとんど同じ設計で、ケースの色が違う(側面がより暗い色になり、前面のプラスチックが黄金虫のような色になっている)くらいの違いしかなさそう。あとはASICのリビジョンが違うのかもしれない。 OpenBootではSUNW,Blade-1000と認識されているし、ファームウェアも共通。 前面に20'02 twenty years of innovationと書いてある。 1050 MHzの構成は、限定品の記念モデル20 Year Celebration Edition [1] と呼ばれているらしい。
Sun Blade 2000 Sun Blade 2000 02'02 twenty years of innovation

Blade 2000のオプションとして提供されている最高のグラフィック・オプションはXVR-1000である。 現在使っているExpert-3D Liteは、xscreensaverのデモのフレームレートで比べると、RIVA TNT2の方が早い。 また、テクスチャの色の出方もちょっと普通じゃないような気がする。 ただ、PGX64に比較して、描画速度は向上していて、Java Desktop System (JDS, Gnomeのリネーム)の上でMozillaやStarSuiteもスムーズに動くようになった。 Blade 2000をデスクトップで使うなら少なくともこの位のグラフィックカードは必要ということだ。
Sun Expert3D Lite Sun Expert3D Lite Sun Elite3D Lite OBP logo

  1. Sun Microsystems: Sun Blade™2000 Workstations Just the Facts. August 2002.
  2. Sun Microsystems: Sun Blade™ 1000 and 2000 Workstations Just the Facts. March 2002.

Fire V210 US-3i 1,000 MHz, Dual

UltraSPARC IIIiをDual搭載した1Uのラックマウントサーバー。 GbEポートが4つあるので、OpenBSDを導入して、ルーター的に使っている。

UltraSPARC-IIIと違い、IIIiのこの機種は普通のRegistered ECC DDR SDRAMが使える。 PC2100のものを入れてみたら動いた。

Fire V210 US-3i 1,000 MHz, Dual

1台目と同じ構成にして、バックアップを担っている。

Fire V210 US-3i 1,000 MHz, Dual

3台目以降はSolaris 10で運用している。 メモリは4GB (prtdiag)。 SCA80の3.5インチSCSIディスクが2台内臓できるため、ZFSでミラーリングしてある。

Fire V210 US-3i 1,500 MHz, Dual

4台目、これには捨てられていたSun Fire V240に入っていた1.5GHz US-IIIiとマザーボードを移植してある。 元々の仕様は2×1.0GHzで、この2×1.0GHzマザーボード(Sun P/N 375-3148)に1.5GHzのUS-IIIiを載せて、JP4を1.5GHz設定(1-2, 5-6をclose)にしてもConfiguration ErrorでOpenBootが上がってこなかった。 仕方がないので2×1.5GHzマザーボード(Sun P/N 375-3228)ごと移植し、無事動作している (prtdiag)。
Sun Fire V210 2x1.0GHz 375-3148 2×1.0GHzのマザーボード
Sun Fire V210 2x1.5GHz 375-3228 2×1.5GHzのマザーボード

なお、元々1.0GHzとして構成されていた部品は1280MHz品で、JP4を1-2, 3-4でcloseするだけで1.28GHzで同じマザーボードで動作した。また、2×1.5GHzのマザーボードには1.6GHz品が載っていた。
Sun Fire V210 UltraSPARC-IIIi chips

Fire V210 US-3i 1,000 MHz, Dual

5台目。 これもSolaris10が導入されている。
Sun Fire V210 front Sun Fire V210 back

Fire 3800

4×US-IIIcu 900 MHz, 24 GB Memory あるいは 6×US-III 750 MHz, 12 GB Memory

ファンが壊れていたが、ファン自体にセンサーは無く、電源の異常温度を感知して止まっていた。 FT (fan tray)も異常を検知するようになった。止まっても他の3つのFTが生きていれば動くのでまあOK。 Fire 3800用の不要なFan trayがあったら分けてほしいです...

落ちていたFire 4800から取り外した US-III 750 MHzの4Pと2PのCPUボードが一枚ずつある。US-IIIとIIIcuのCPUボードは 1パーティションには混ぜられないとのことなので、気分で構成を変えて楽しんでいる。

prtdiagも大公開!!!
Sun Fire 3800 front Sun Fire 3800 back Sun Fire 3800 chassis Sun Fire 3800 CPU_BOARD V2 (900MHz US-III x4) Sun Fire 3800 CPU_BOARD V2 back

Fire T2000

1,000 MHz UltraSPARC-T1 (8コア・32スレッド)搭載機。 マザーボード上にはALi M1535D+が載っている。ALiってまだあったんだ、というのに感心してしまった。 回収した時にはDIMMがすべて抜かれ、ストレージコントローラー (PCI-X接続)も抜かれていた。 UltraSPARC T1は、FB-DIMMを使うT2と異なり、メモリはRegistered ECC DDR2を使う。 8本単位で刺す必要があり、さらにカラムアドレスが10ビットのチップは動かない。 ILOMの初期化が終わった直後に、エラーメッセージ中にカラムアドレス10ビットは非対応、と出てくる。 今まで試したメモリは:

メーカーモジュール型番容量(MB)規格チップ数可否
HynixHYS72T64001HR-5-A5121Rx4 PC2-3200R-333-11-H018
SamsungM393T65538BG0-CCC5121Rx8 PC2-3200R-333-10-A118
MicronMT18HTF6472DY-40EB25122Rx8 PC2-3200R-333-11-B018
ElpidaEBE51RD8AGFA-4A-E5121Rx8 PC2-3200R-333-12-F09
ElpidaEBE21RD4AEFA-4A-E20482Rx4 PC2-3200R-333-10-1036
HynixHYMP564R72BP8-E3 AB5121Rx8 PC2-3200R-333-129
SamsungM393T6553CZ3-CCCQ0 06245121Rx8 PC2-3200R-333-12-A39
SamsungM393T6543FZ0-CCC 05305122Rx8 PC2-3200R-333-10-B118
Transcend型番不明/チップ刻印はSEC 543 ZCCC K4151043QC10241GB DDR2 400 REG18
Transcend型番不明/チップ刻印はSAMSUNG 519 K4T51043QB-ZCCC10241GB DDR2 400 REG18

というわけで、適当にその辺に落ちているメモリは動かない可能性が極めて高い。 ちょっとシビア過ぎる感じもする。 結局最後のTranscendのものを2種類混ぜて使うことでメモリチェックはクリアできた。

T2000は、RAID搭載機種はマザーボードのSATAコネクタが実装されておらず、パタンしかない。 Fusion MPT系のSASアダプタ(P/N: Sun 370-7696)がPCI-Xに刺さり、これがフロント部分のドライブベイに配線される。 取得時、このSASアダプタが抜かれている影響でファームウェアが大騒ぎしていたが、この状態でもOpenBootにたどり着くことはでき (出力)、簡単にネットブートできるOSということで、OpenBSD 5.4を起動することには成功していた (dmesg)。 ただし、イーサネットスイッチ(3Com 3C17701)との相性か、back-to-backでサーバーとして使っているSun Fire V210と接続しないとrarpやbootparamに失敗してしまうことを確認している。 なお、OpenBootではSun Fire T200と一桁型番が小さく表示される。

それでもやはりこの機械ではSolarisが使いたい、ということで、Sun 370-7696をebayで$40くらいで購入して設置した。 370-7696は、Fusion MPT系のカードでRAID構成で使っていたハードディスクを接続すると、Solarisからraidctlで構成情報を外してやらない限り、OpenBootのprobe-scsi-allなどからもディスクが見えないので注意が必要。 とりあえずSolarisを導入し、SASカードのファームウェアパッチ122165-02を導入して問題なく動作するようになった (Solarisのprtdiagなど)。
Sun Fire T2000 Sun Fire T2000 Sun Fire T2000

Fire X2100

Opteron 175 (2コア, 2200 MHz, 2 MB L2, 90nm SOI, 110 W)をシングルソケットで搭載したPCサーバー。 奥行きが短いので状況によっては便利かもしれない。 ファンからは高い音がでて、非常にうるさい。 BIOSはAward BIOSだ。 メモリはDDR400を使う。 NVIDIAのチップセットであるため、チップセット内蔵のEthernetコントローラはあまりアテにしない方がよい。 1番のネットワークポートがチップセットEthernetで、2番のコネクタがちゃんと使えるNICだ。 CentOS7からは2番の方がeth0として認識された。
Sun Fire X2100 Server back of Fire X2100 motherboard of Sun Fire X2100

Java Workstation W2100z

Sun386iから15年ほど経って、再びSunがx86系のCPUを使ったワークステーションを売ることになった最初の一台。 Java Workstationという妙な名前は一代限りで、その後はUltra 40 M2などのUltra系になった。 この機種はフロントパネルにJavaのロゴがある以外は全然Javaと関係なく、ソフト的には普通のPCなので、Javaとは何で、なぜ必要ですか? [java.com]というセリフを思わず口にしてしまう。 SunはJavastationというNCも作っていたが、それとも無関係だ。
Sun Java Workstation W2100z back of Sun Java Workstation W2100z

CPUは2× Opteron 246 (2 GHz)で、これは130 nm SOIで作られている最初の世代のOpteronであり、SSE3をサポートしない。 この機種が作られた当時、SunはNewisysというOpteron SMPサーバーメーカーを買収しており、Sun初のOpteronサーバーFire V40zの基板にはNewisysのロゴが刻印されていたりする。 W2100zに関してはそれとは別系統であり、マザーボードはWistron K85AEそのものを使っている。 チップセットはAMD 8000系。 このマザーボードはCPUソケットと拡張基板部分、2つ目のCPUソケットが別基板になっていて、分離/合体して遊んだりして楽しむことが出来る。
Sun Java Workstation W2100zの内部

Ultra 40 M2

2×Opteron 2218 (2.6 GHz, Dual-core)を搭載したPC. 外観がSun386iによく似ていて、Sunのx86ワークステーションという共通点もあり、並べると非常にかわいい。 この機種の前面にはUltra 40とだけ書いてあり、M2は省かれている。 M2でない方はDDR SDRAM世代の古めのOpteron, M2はDDR2の少し新しいOpteronということで、内容は割と違う。
Sun Microsystems Ultra 40 M2 and Sun386i side panel on Ultra40 M2

背面は普通のPC。 このシステムはnForce MCP55のI/Oを活用する形で作られているので、イーサネットや音声入出力はnForceのドライバになる。 RHEL7からはnForceのEthernet (forcedeth)が削除されたので、不便だ。 この機種は音声入出力が気が利いていて、SPDIFがOptical/Coaxの両方で入出力できる。
back of Sun Microsystems Ultra 40 M2

パネルは工具無しで空き、中にさらにSunのロゴ入りの透明パネルがある。 HDDのマウンタはUltra2, Ultra60, Blade 1000などと同じ構造のものだが、こちらは色が白い。 CPUのヒートシンクにもSunのロゴがある。 メモリ(DDR2 RDIMM)の冷却用にスロットに覆い被さるようなファン付きの冷却機構がある。 現在搭載しているグラフィックボードは、Geforce 7900に外観は似ているQuadro FX 5500.
translucent plastic panel with sun logo motherboard
Linuxのcpuinfo, 起動メッセージなど Quadro FX 5500のglxinfo